その185 少女の決断

2018.12.09

ルカの福音書 1章26-38節

小さな少女マリヤの決断が世界を変えました。

マリヤによる決断は・・・

1、 主に仕える決断

「わたしは主のはしためです。」自分は小さな、取るに足らない娘です。しかし主に仕えます。そのような決断によって、神様の御子がこの世に生まれるというご計画が動き出しました。神様は必ず人を通して、ご自身のご計画を推進されようとします。それも、人々から認められるような、能力のある人ではなく、誰も気にもかけないような小さな人を選ばれ、その人を通して、ご自身のご計画を全うされようとされるのです。

主はその御目をもって、あまねく全地を見渡し、その心がご自分と全く一つになっている人々に御力をあらわしてくださるのです。  2歴16:9

このクリスマスの物語が小さな少女の決断から始まったように、私たちも今決断が求められています。自分を無にして、「主よ、あなたに仕えたいのです」と決断をするのであれば、私たちの人生を通して、大きな神の御業が起こることでしょう。神様に仕える決断をしましょう。

2、 自分を変える決断

マリヤは「お言葉どおりこの身になりますように」と答えることによって、自分が今までと変わってしまうということを恐れませんでした。人が変わるためにはその人の外側ではなく、心の内側から変わらなければなりません。

誰でもキリストのうちにあるなら、その人は新しくつくられた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、全てが新しくなりました Ⅱコリ5:17

人は自分の力では決して変わることはできません。聖霊の力によらなければ、人は新しく生まれ変わることはできないのです。この聖霊に委ねて、自分を変える決断をしていきましょう。

3、 世界を変える決断

「神である主は彼にその父ダビデの王位をお与えになります。彼はとこしえにヤコブの家を治め、その国は終わることがありません。」

私たちは自分が幸せになるためだけではなく、周りの人々に良い影響を与えるために救われたのです。神様はあなたを通してこの世界に光が広がることを願っておられるのです。救い主を待ち望んでいるのは、なにも2千年前のユダヤの人々だけではありません。今、現在の日本にも数多くいるのです。

私たちクリスチャンが主に従い、主に用いられたいと決断するならば、私たちの周りの世界が動き出すはずです。

主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。ルカⅠ:45

今年一年で皆さんはどんな決断ができたでしょうか。またどんな決断ができなかったでしょうか。小さな女性の決断が、やがて全世界の祝福のスタートとなりました。私たちもほんの小さなことであっても神様のために何かをする、自分の力でするのではなく、神様の言葉が自分に働くように、委ね切っていくという決断をしていきましょう。

「主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。」 ルカ1:45

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