その190 夫と妻の一丁目一番地

2019.02.10

創世記2章18節

2:18 神である【主】は仰せられた。「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」

 バレンタインデーは皇帝に結婚を禁じられていた兵士たちの結婚式を行い、処刑された聖バレンティヌスを記念することが始まりと言われています。今では「夫婦の日」として覚えられているところが世界中にあります。

1、一人では生きられない。

天地創造の際、最初の人間アダムを見て神様は言われました。

創世記2:18 神である【主】は仰せられた。「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」

そしてエバという名の女性を妻として与えたと書かれています。結婚という制度は人間ではなく神によって定められたことを教えています。このときから人は一人では生きられない存在となりました。一緒に人生を歩いてくれるパートナーを必要とするのです。聖書は一貫して、夫婦関係の大切さを教えています。この神様の定められた秩序を土台とするときに、家庭がおさまり、社会が安定し、人々の心が平安になるのです。夫婦生活の祝福を願うことは、神様の御心です。

2、男女は互いに補い合う。

創造のときから、男性と女性は違うように創られました。男性には男性にしかできないことが、女性には女性にしかできないことがあるのです。それはお互いがお互いを必要とし、互いに補い合うようにするためです。

創世記2:24 それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。

互いの弱さ、出来ないことを責め合うのではなく、「相手の出来ないことを自分がカバーしよう、自分が出来ないことを相手に助けてもらおう。」こうやって夫婦は一体となるのです。

3、夫婦を結ぶ帯は愛。

夫婦を一つとし続ける鍵は愛です。愛とは「相手を赦し続ける力」です。

1コリント13:4 愛は寛容であり、愛は親切です。

「自分」だけを前面に押し出し、相手に一方的に従わせようとする関係は決して神様が望まれる正しいものとは言えません。夫婦関係においても同じことです。互いに自分の弱さ、相手の弱さを認め合いながら、一つになろうとするために、愛の力を求めましょう。

4、パートナーは神に与えられた。

「どうしたら離婚することができますか?」という質問に対するイエス様の答えは「夫婦は神様が結び合わせたものだ。だから引き離してはならない」ということでした。2人の出会いや交際に至る経緯、その他色々なことの背後に、神様が働いてくださり、夫婦となるように結び合わせてくださったのだと信じることがまさに夫婦関係の原点です。

結婚式で神様と証人の前で誓った約束を、生涯守り続けることが、人生の祝福の土台となります。

それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません。

マタイ19:6

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