2024.07.07
エズラ1-3章
バビロン捕囚後のイスラエルの人々の記録であるエズラ、ネヘミヤには、私たちが人生で何を大切にし、何を求めなければならないかが書かれています。
1、神様は真実で忠実なおかた
1:1 ペルシヤの王クロスの第一年に、エレミヤにより告げられた【主】のことばを実現するために、【主】はペルシヤの王クロスの霊を奮い立たせたので、王は王国中におふれを出し、文書にして言った。
イスラエルはバビロニアに連れていかれ、70年のときが経っていました。人間の目には、故国に戻ることは不可能に見えていました。しかし、主はご自身の愛する者たちを決して見放さず、ご自身の約束を忘れられません。エレミヤを通して語られた言葉が実現したのです。
神様は今も、私たちを取り戻したい、私たちとの関係を回復させたいと望んでおられるのです。何故なら主は真実で、忠実なお方だからです。
このお方に近づいてまいりましょう。
2、神様は私たちの霊を動かす
神様はバビロニアを倒したペルシャの王クロスの霊を奮い立たせ、捕囚となっていたイスラエルの人々がエルサレムに帰るように導かれました。イスラエルの人々も、もうすっかりその地での生活が定着していましたし、今さら戻っても、どんな生活が待っているかは分からなかったでしょう。しかし彼らもまた、主によって奮い立たされ、戻っていったのでした。
神様は聖書時代も、その後も、人々の霊を奮い立たせて、行動を起こさせ、ご自身の計画をこの地上に実現されるのです。
主は今も私たちの霊を奮い立たせようとされています。目に見える状況がどのようなものであったとしても、神様を信じ、立ち上がる信仰の勇者を探しておられます。この教会に、この国に、この世界に、主によって霊を奮い立たされる人が必要とされています。主によって奮い立たせていただきましょう。
3、神様は私たちの礼拝を望まれる
3:11 そして、彼らは主を賛美し、感謝しながら、互いに、「主はいつくしみ深い。その恵みはとこしえまでもイスラエルに。」と歌い合った。こうして、主の宮の礎が据えられたので、民はみな、主を賛美して大声で喜び叫んだ。
エルサレムに戻った人々は、まず神様を礼拝することから新しい生活を始めました。神様の望みは、私たち人間との関係を回復させることです。そのために私たちの礼拝を望んでおられます。
主を賛美し、礼拝することを通して、神様に近づき、神様と親しい交わりをしましょう。神様との関係をしっかりと結びましょう。この教会が、主を力強く礼拝する教会として前進するよう祈り、求めてまいりましょう。
今週の暗証聖句
わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。エレミヤ33:3