その89 「私たちにできること」

2015.12.20

ルカによる福音書2章8-20節

 このクリスマスに、神様が私たちに望んでおられることは何でしょうか?私たちにできること、しなければならないことは何でしょうか?

1、クリスマスのメッセージを信じる。

 神様が救い主をこの地に送ってくださったのだというクリスマスのメッセージを信じるのです。

「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。2:11」

これがクリスマスのメッセージです。羊飼いたちはこのメッセージを、無条件で信じたのでした。

 クリスマスのメッセージとは、「あなたのために、救い主が生まれたんですよ」ということです。人間の罪、その罪からくる苦しみ、悲しみ、孤独、病、死、それらのものを人間から取り去りたいと、神様は御子イエス・キリストをこの世に送られました。これがクリスマスの中心メッセージです。このことを信じることが、この2015年のクリスマスに私たちにできることです。

2、イエス様に会う。

 羊飼いたちは、天使の言葉を信じ、そしてイエス様を見るために、ベツレヘムの町へと駆けつけました。誰かの誕生日を祝うなら、私たちは、生まれた人自身に会って祝福の言葉をかけると思います。クリスマスが、イエス・キリストの誕生日だと分かったのなら、私たちは、このイエスというお方がどのような方なのか知り、このイエスに祝福の言葉をかけるべきです。

 このクリスマスに私たちができること、それは、私たちのために死ぬためにお出でになったイエス・キリストと出会うことです。

 神様は私たちを愛するがゆえに、御子を与えてくださいました。神様の望みは、すべての人がこの主イエス・キリストを信じて、永遠のいのちを持つことです。どうか皆さんにとってのこのクリスマスが、イエス・キリストと会うときとなりますように、心からお祈りいたします。

3、神様を愛して生きる。

この時から彼ら(羊飼い)の人生は、全く変えられていたのです。神様を愛し、神様に感謝し、神様を賛美して生きる人生に変えられたのです。

 今日、この羊飼いたちのように、人生を転換させる日としましょう。「私の人生の質を変えてください。私の周りにある色々な問題、悩み、苦しみの中で、毎日を喜んで、感謝して、神様を愛して生きていけるクリスチャンとしてください。」今日そんな新たな決断をする日としましょう。

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。ヨハネ3:16

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