2025/11/16
ヨハネの福音書6:68-69
5つのパンと2匹の魚で、多くの人を養う奇跡を行われたイエスは、「わたしはいのちのパンです」と宣言されました。その後さらに「人の子(すなわちイエス)の肉を食べ、またその血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません」と言われました。このことばを聞いた弟子たちの多くは、「これはひどいことばだ。聞いていられない」とイエスから離れていきました。しかしペテロはイエスから離れず、「あなたは永遠のいのちのことばを持っておられます」と告白したのです。
1、いのちのことばは霊である。
イエスは「わたしが話したことばは霊である」と言われました(6:63)。神の霊として受け取らない限り、人間はいのちのことばを理解することはできません。多くの弟子たちは、自分の知識や感情、経験でイエスのことばを理解しようとしたのですが、それができず、つまずいてしまったのです。
人間の持っている知識や感情のレベルを超え、人間の霊の領域に働きかけるのが「いのちのことば」です。御言葉は神の霊によって語られ、神の霊に満ちており、人の心を開き、罪を示し、救いへ導くものです。
私たちも肉、すなわち自分の力でイエスを理解できたのではなく、神の霊の働きによって、いのちのことばを受け入れる者とされました。このことを感謝しましょう。そしてこれからも、私たちの霊の領域に語ってくださり、触れてくださるいのちのことばをしっかりと握りしめる者とされましょう。
2、いのちのことばは力である。
この世界は「光があれ」(創1:3)という神のことばによって創られました。無から有を生み出す力が神のことばには宿っています。「はじめにことばがあった」(ヨハネ1:1)と言われたイエスは「永遠のいのちのことばを持っておられます」(6:68)。いのちのことばは単なる情報や教えではありません。人の霊を生かし、再創造し、新しく生まれさせる力です。その力は、絶望の中に希望を生み、私たちの死んだ心を生かし、方向を失った魂に道を示すものとなります。いのちのことばは “命を生み出す創造の言葉” です。このことばは神から選ばれた者しか受け取ることはできないのです。
これからも主に感謝しつつ、私たちに永遠のいのちをもたらすいのちのことばに耳を傾けましょう。
3、いのちのことばは真理である。
ペテロはこう告白しました。「私たちはあなたが神の聖者であることを 信じ、また知っています」(6:69)。いのちのことばは、単なる「信じます」という段階から、「確かにそうだと知っています」という確信の信仰へ導きます。御言葉にとどまり、経験し、従うとき、主の真実を深く知る者へと変えられます。
私たちの信仰は、単なる知識ではなく、信じて実行するときに体験できる真理となります。イエスを信じて、従う者となりましょう。目に見える状況がどのようなものであったとしても、いのちのことばを握りしめ、素晴らしい信仰者の歩みを続けてまいりましょう。
今週の暗証聖句
みことばを行う人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者になってはいけません。 ヤコブ1:22