2026.03.15
士師の時代⑥ ギデオン
イスラエルはミデヤン人に7年間苦しめられました。人々は洞窟に隠れて住み、苦労して育てた作物の収穫はすべて奪われました。国は完全に疲れ果てていました。これはまさに国家的危機でした。しかし聖書はここで、神が一人の人を立ててリバイバル(神との関係の回復による救い)を始められることを教えています。その人がギデオンでした。
1、リバイバルは神の視点を持つことから始まる。
神が声をかけられたとき、ギデオンはどこにいたでしょうか。酒ぶねの中で小麦を打っていました。つまり彼は敵を恐れて隠れていた自信のない青年だったのです。しかし神の使いは彼に言いました。「勇士よ。主があなたとともにおられる」と。ギデオンは言います。「私は最も弱い家系で、一番若い者です」。彼は自分の目で自分を見ていました。しかし神は神ご自身の目でギデオンを見ておられたのです。
リバイバルが起こらない大きな理由は「自分にはできない」「私たちは小さい」「教会には力がない」と考えることです。しかし神は言われます。「私の目にはあなたは高価で尊い(イザヤ43:4)。リバイバルは神が私たちをどう見ておられるかを知るところから始まります。神が私たちをどう見ておられるか、を出発点としましょう。
2,リバイバルは人の弱さを通して起こる。
ギデオンは神に問いかけます。「主がともにおられるなら、なぜこんなことが起こるのですか」。これは彼の正直で悲痛な叫びでした。すると神は言われます。「あなたのその力で行きなさい」。この「その力」とは何でしょうか。それはギデオンの弱さです。
聖書は繰り返し教えます。神は強い人、能力のある人、有名な人ではなく、弱い人を用いられる。パウロは言いました。「私が弱いときにこそ、私は強い(2コリント12:10)」。リバイバルの歴史を見ると共通点があります。それは人々が自分の無力さを知り、神に頼ったときに起こる、ということです。人々が悔改めて祈るとき、リバイバルが起こります。自分たちの弱さを認めて神の前に跪きましょう。
3、リバイバルは神に「完全に頼る人」を通して起こる。
ギデオンの物語はさらに続きます。この後の7章で神はギデオンの兵士の数を3万2千人から3百人に減らされます。なぜでしょうか。「イスラエルが自分の力で勝ったと言わないため」です。神は人間の誇りを取り除かれるのです。
リバイバルは人間の力、人間の能力、人間の方法では起こりません。リバイバルは神の力の現れです。だから必要なのはプログラムではなく祈り、自信ではなく信仰、人間の力ではなく神の力なのです。
神は今日も言われます。「勇士よ。主があなたとともにおられる」。リバイバルは特別な人から始まるのではありません。神に応答する弱くて小さな一人の人から始まるのです。主が起こされるリバイバルのために立ち上がる勇士となりましょう。
私が弱いときにこそ、私は強い。
2コリント12:10