その272 神が求める信仰者

2025.06.15

士師記3:1-11

士師のリスト

オテニエル(ユダ),エフデ(ベニヤミン),シャムガル(シメオン*),バラク(ナフタリ),ギデオン(マナセ),トラ(イッサカル),ヤイル(ガド*),エフタ(ルベン*),イブツァン(アシェル*),エロン(ゼブルン),アブドン(エフライム),サムソン(ダン)

1、神様は純粋な信仰者を求めておられる

神様はご自身に全く従い、あらゆる罪を排除し、純粋なこころで仕えようとする人を探しておられます。神様は明確に、ヨシュアの次の世代をテストしようとされたと書かれています。この試みというのは、単なる苦しみということだけではなく、神様が私たちを愛し、訓練されるために与えられるものだというのが、聖書の教えです。本当に民たちが、神様に従い通すかということが問われているというのです。残念ながらこのテストの結果は、失敗に終わっています。モーセからヨシュアに渡って引き継がれてきた掟、守るべき原則を、次の世代の者たちがないがしろにしてしまった。ここにイスラエルの苦しみの原因があり、神様の本当の御心を知ることができます。

主はその御目をもって、あまねく全地を見渡し、その心がご自分と全く一つになっている人々に御力をあらわしてくださるのです。歴代誌II 16:9

これが私たちの信仰の勝利の鍵であり、また、この国のリバイバルの鍵です。私たちは真剣に神様を呼び求め、神様から喜ばれないものを取り除いて、悔い改めて、祈らなければならないのです。主の御心を自分の心とし、従う信仰者となりましょう。

2、神様は私たちの叫びを聞いてくださる

3:9 イスラエル人が【主】に叫び求めたとき、【主】はイスラエル人のために、彼らを救うひとりの救助者、カレブの弟ケナズの子オテニエルを起こされた。

この後もずっと続く、士師記のテーマです。

神を忘れる⇒悪の道に入る⇒苦しむ⇒神様を思い出し、叫ぶ⇒神様が人を選び、民を救い出される

士師記はこの繰り返しです。そしてこれが、リバイバルのパターンでもあります。この2千年間の教会の歴史のなかでも、この旧約聖書のイスラエルと同じことが度々繰り返されました。信仰が形式的になり、命がなくなる。妥協を繰り返すようになる。悪が栄える。苦しむ。悔い改めて主に叫ぶ。そしてリバイバルが起こされる。これが一つの原則です。

そして、忘れてはならないのは、このリバイバルは神の霊、聖霊によって起こされるということです。神の霊が人を動かし、神の霊が私たちをきよめ、神の霊が力を与え、神の霊が、いやし、しるしと不思議を起こしてくださるのです。純粋なこころで、主を呼び求める、信仰者、そして教会となろうではありませんか。

主はその御目をもって、あまねく全地を見渡し、その心がご自分と全く一つになっている人々に御力をあらわしてくださるのです。歴代誌II 16:9

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