2026.06.14
ピリピ人への手紙2:12-16
世の光として輝くために
「日本ではクリスチャンが少ないから、私一人が頑張っても何も変わらない。」そう感じたことはないでしょうか。しかし、暗闇の中では、小さな光ほど目立ちます。神は大きなスポットライトになることを求めているのではありません。一人ひとりが、それぞれの家庭で、職場で、学校で、地域で光を放つことを求めておられます。
そして、その光は自分の力で作り出すものではありません。私たちには「いのちのことば」があるのです。
1、神は私たちのうちに働いておられる。
パウロは「自分の救いの達成に努めなさい」と命じていますが、その根拠は人間の努力ではありません。人間の努力、知恵、まじめに生きることなどによって、自分の救いを達成できる者はいないのです。
2:13 神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。
とパウロは書きました。最初に私たちの人生の主体が、自分ではなく神であることを認めることが必要です。その次に、神ご自身が私たちの人生のなかで動き始めるのです。私たちが神に従うことができるのは、神ご自身が志を与え、力を与え、働いてくださるからです。モーセは神に呼ばれたとき、「私は口が重いのです」「ほかの人を遣わしてください」と何度も断ろうとしました(出エジプト4章)。しかし神はモーセに志を与え、力を与え、アロンを助け手として与え、最終的にイスラエルを導く指導者として用いられました。モーセ自身がもっていた能力ではなく、神が彼のうちに働かれたのです。
クリスチャン人生は、「神が全部やる」でもなく、「自分が頑張る」でもなく、神の働きに応答して従う人生です。
神は今、あなたのうちに働いて何かをはじめ、完成したいと願っておられます。神の呼びかけに応答しましょう。
2,いのちのことばを握り、世の光として輝こう。
パウロはまず「つぶやかず、疑わずに行いなさい」と語ります。イスラエルが荒野でつぶやき続けたように、クリスチャンが日常生活で不平や不満を表し続けるなら、誰もクリスチャンになりたいとは思わないでしょう。神の子どもは、純真な者となり、傷のない者となり、世の光となるよう召されています。
その秘訣は「いのちのことばをしっかり握ること」です。キリストの福音をしっかりと握りしめ、キリストとともに生きる者は、この暗い世の中で光を放ちます。
世界はますます闇が深くなり、多くの人が恐れと不安に満ちています。どのように生きたらよいのか、どこに向かって歩むべきなのか、教えて欲しいと願っています。
パウロは二つのことを教えています。
- 神は私たちのうちに働いておられる。
- だから、いのちのことばを握り、世の光として輝こう。
神が内側で働かれ、その結果として私たちは外側に光を放つのです。
内なる神の働きが、外なる証しとなって現れることを期待し、聖霊に願い求めてまいりましょう。
あなたがたは、世界の光です。…あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。 マタイ 5:14-6